商店街あったかフォト選 作品募集

国内のみならず、世界的に「変革」だとか「チェンジ」だとか叫ばれる時代を経て、本来劇的な変化をしない地域商店街は、年々厳しい状況が深まっております。私自身、商店会長の立場で、日々厳しい視線にさらされていることを感じています。
しかし、このような状況にあっても、われわれ零細商業者を必要としてくださる方々が少なからずいらっしゃり、何とか営みを続けていかれる店もまだまだ多く存在しているのだと思っています。古くから商売を営んでいる地域零細商店の多くは、「不良在庫」といわれる売れ筋ではない商品を抱えていることがよくあり、「商店はコンビニを見習って…」などと指摘されることもありますが、それをお客様が求めているのかどうか。経済的には非効率であったとしても、お客様が必要とする場でなければ、存在することは困難。つまり、商店街の主人公は、街に訪れる方、お店を利用されるお客様なのだと思います。

上田市の商店街で、「商店街あったかフォト選」と称した作品募集が始まりました。応募作品は、各商店に展示することも計画されています。
地域の方々が心地よく過ごせる場所としての商店街、街のぬくもりが感じられる様な写真に出会えると良いなと思います。
ちょっと難しいテーマかもしれませんが、多くの方々のご参加を心よりお願い申し上げます。



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