最近、デジタル一眼レフで撮影した写真を「ホームプリンターでプリントしてみたら思ったように仕上がらずあきらめた｣とか「空にごみが映ってしまい、あきらめた」と言った声をよく耳にします。松尾カメラでは、そのようなお悩みにお応えすべく「デジフォトフ…

駐車場入り口のびわが、花をつけました。大きな葉の影で、朝露や霜を避けるようにひっそりと咲いています。 娘が保育園に通っている頃、給食のびわの種を持ち帰り植木鉢に植えたものが地面まで根を伸ばし、やがて鉢を割って、今では３メートルほどの立派な樹…

１１月２０～２１日、冬の撮影ツアー訪問地を探すために京都美山町、上田への帰りがけに木曾谷を訪ねてきました。京都北部や木曾谷の延々と続く曲がりくねった道に車を走らせると、日頃比較的平らな土地に生活している私は、森の深さに唖然とさせられます。 …

その場の空気、生き物の気配、ほんの一瞬見せてくれる自然の表情を自分なりの感性で感じ取りながら「撮らせていただく」。小池清通さんが、アメリカ合衆国中西部の大自然をフィールドに撮影をする中で、築かれた彼の撮影哲学「自然とつながる時」。地元の写…

米国コロラドから帰国された写真家小池清通氏を上田城跡公園へご案内しました。 ここ数日の冷え込みで色づきを増した木々の葉が、傾いた午後の日に照らされ、真っ青な空を背景に、輝きを放っています。身近な美しい風景に心動かされると、なんとも豊かな気分…

11月6日木曜日午後6時30分より、上田市郊外の信州国際音楽村で、米国コロラド在住の写真家、小池清通氏の講演会が開催されます。 詳しくは、画像をダブルクリックしてご覧ください。 講演会に先立ち、ミニ風景撮影会も開催します。信州の秋を堪能しながら、…

10月22，23日、裏磐梯撮影ツアーへ行って来ました。当店から23名、長野県各地から合計76名の参加。やはり大人気の撮影地だけに、予想以上の大盛況でした。 2日間ともおおむね良好な天候に恵まれ、お目当ての紅葉も最高のタイミング。適当に葉が落ちた森には…

昨日の巣栗渓谷は、楓の赤が鮮やか。これぞまさしく日本の秋色。既に葉を落としている白樺の木肌と見事なコントラストを見せていました。 巣栗渓谷は、このような林の景色、お千が淵のような岩場、林の中を流れる渓流など、変化に富んだ様々な景色を楽しむこ…

本沢渓谷は不動滝同様、訪れる人は少なく、ゆったりと自然に浸りたい方にお勧めのスポットです。 夏の間はうっそうと茂った林に包まれている沢も、この時期になると広葉樹の落葉とともに、明るい光が差し込むようになります。本沢渓谷のシンボル「山ノ神」と…

信州上田周辺の紅葉は徐々に山を下っています。今日当たりは、標高１，０００ｍ前後が見頃を迎えているようです。 昨日、上田の南隣、長和町の不動滝と本沢渓谷、上田市内旧武石村の巣栗渓谷を散策してきました。 不動滝は、昨年の大河ドラマ「風林火山」の…

１０月２２日～２３日に開催する裏磐梯撮影ツアーの下見に行ってまいりました。 当店定休日を利用して出かけた２１日は、あいにくの雨模様。磐梯山は顔を出しませんでしたが、この辺りはもともと霧が多く、気象の変化が被写体に絶好の演出をもたらしてくれま…

西日本で猛威を振るった台風がこの週末に近づくということで心配していましたが、信州上田は、雨も大したことなく、今朝から爽やかな秋空が広がっています。 長野県は、夏休みが短いこともあり、この週末が運動会のピーク。無事に開催できて、ほっとしている…

8月30日31日の2日間、松尾カメラでは、恒例の「二コンカメラレンズ診断会」を開催します。二コン製品に限りますが、デジタル一眼のセンサークリーニングやボディー外部の清掃、レンズやフィルターの清掃及び各部点検を行ないます。もちろんフィルムカメラや…

最近、二コンから続々と発売される「ナノクリスタルコート」を施したニッコールレンズ。 http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/technology/core/nano_particle/index.htm レンズの内面反射を抑え、フレアーやゴーストが起こりにくいレンズですが、…

長野県内最大の写真イベント 写真県展の締切が来月１５日に迫り、当店では、特にモノクロ写真のご注文が急増しています。 今年４月、当店では「モノクロK３プリント」と称した新サービスの受注を開始しました。 以前からプロカメラマンの間では、原版をデジ…

お盆休みに、上田市南部、旧丸子町内の霊泉寺温泉近くにある稚児ヶ淵を覗いてきました。 川のくぼみに止まった岩が、水流によって回転し、長い年月をかけて、まん丸の大きなくぼみを造ったポットホールと呼ばれるものだそうです。大小２つのポットホールが、…

今回のコロラドツアーは、主に八セルブラッドでリバーサルフィルムを使用しました。自然と向かい合う際、三脚をたて、構図を決め、露出を考え、気合を込めてシャッターを切るという行為は、結構重要な儀式だと考えています。 デジカメを使用しても、そのよう…

コロラドを一周し、デンバーへ戻り、最後の撮影地マウントエバンスへと向かいました。 途中野外円形劇場で有名なレッドロックスに立ち寄り、西部劇に出てきそうなカフェでブランチ。昔は馬をつないでいたであろう場所に、格好いいバイクが並んでいる。 マウ…

コロラドツアー５日目、まだ暗い内にキャニオンランズ国立公園の日の出ポイントメサアーチへ向かいました。 日の長いこの時期は、夜明けもゆっくりゆっくりと進む。 空が徐々に明るくなり、岩の裂け目から、深い深い渓谷が徐々に現れる。 期待したほど空は染…

ツアー４日目の午後、モアブの街のイタリアンレストランで、遅めの昼食と言おうか早めの夕食を済ませ、赤い岩肌を風が削って形作られた奇岩が立ち並ぶアーチズ国立公園へ向かいました。 最初に立ち寄ったのは、オットセイがラグビーボールを鼻に乗せているよ…

私の感覚では、６×６サイズは、撮影者が主体になるのではなく、 被写体をありのままに伝える、きわめて冷静な比率だと思っています。 ６×６の冷淡さが、新鮮と感じる方が多いかもしれません。 それに対して１３５の比率は、構図や配置などを意識する必要があ…

ツアー４日目。今回のツアーは、いよいよ佳境へと入ってまいりました。 宿泊地モアブの町から、垂直に切り立った断崖を斜めに登る道路を進む。台地の上に出ると、様々な形の奇岩がそびえる荒野が続く。 デッドホースポイント州立公園及びキャニオンランズ国…

一般のツアー、あるいは大人数の撮影ツアーの場合は、食事は重要な要素で、主催者としては、ずいぶん気を使う所です。しかし、今回は自然相手の少人数の撮影ツアー。全ての食事が、その場で全員で相談し、スーパーでの買い出し、ファーストフード、ファミリ…

モニュメントバレーは、あまりにも有名で、誰の目にも焼き付いている風景。岩肌は本当に真っ赤っかで、三脚を据えてファインダーを覗いてみると全く持って、記憶にある映像そのもの。 但し、スケールの大きさは、その場に立ってみないと解らない。写真の限界…

ツアー３日目は、陸路としては今回最大の長距離移動。 コロラド南部の街アラモサを後にして、ロッキー山脈の3,000m級の峠を越え、西へ。先住民の遺跡、メサベルデ国立公園に立ち寄る。その後、コロラド、ニューメキシコ、アリゾナ，ユタ４州の州境が交わるフ…

7月22日に開催した千畳敷カール撮影ツアーの際、当初予定では、午後は麓の川原や渓流で撮影としていましたが、折からの猛暑で急遽変更。上田へ帰る途中、ビーナスラインに寄り道をし、ニッコウキスゲが見頃の車山に立ち寄りました。 この時期は、午前から昼…

コロラド撮影ツアー２日目午後、今回のツアー前半の山場、グレートサンドデューンズ国立公園で大砂丘の撮影に挑みました。 光の状況によって様々な色に変化する砂丘。私が出会ったこの日の砂丘は、やわらかな光に包まれ、優しい穏やかな表情を見せてくれてい…

７月２２日、中央アルプス駒ヶ岳の千畳敷カール日帰りツアーを開催しました。当初の予想を大幅に超え、３４名の皆様のご参加をいただき、大型バスでの開催となりました。 麓で貸し切りバスから路線バスへ乗り換え、ロープウエーに乗り継いで午前８時過ぎに標…

コロラドツアー最初の撮影地はデンバーの南１００kmほどのコロラドスプリングス郊外の「神々の庭」。 「神々の庭」と聞いて、多分、日本人が想像するのは、えびす岩、弁天岩、ほてい岩など、八百万の神々に見立てた奇岩が点在する場所。たしかに、そのように…

７月１０日から１７日、当店から６名、宮崎県からカメラ店主１名の計７名で、米国コロラド及びユタ州を巡る撮影ツアーに行ってきました。日本から米コロラドに移住し、写真作家活動をされている小池清通氏プロデュース兼ガイド兼撮影指導と言う、他ではなか…