西沢渓谷

3月27日、諏訪の印刷会社での打ち合わせに出かけた際に足を延ばして、山梨県の西沢渓谷へ行ってきました。
新緑のころに開催する撮影会の候補地として、お客様からのご要望のあった西沢渓谷。秩父と山梨の境の深い山の中から花崗岩の山肌を流れ下る渓谷の水は、澄み透って陽の光にきらめき、とても魅力的な被写体だと感じました。
しかしながら、実際に機材を背負って歩いてみるとなかなか一筋縄ではいきそうもありません。最初の撮影ポイントまで小1時間。今回の下見は、まだ開山前であり積雪も残っていることから、そこから引き返しましたが、起伏のあるコース全体は歩くだけでも4時間必要とのこと。歩くことが主目的であればよいでしょうが、撮影を目的としてカメラや三脚を担いで撮影しながら歩くとなると、日ごろの鍛錬やそれなりの覚悟、相当な時間の余裕が必要となるでしょう。
お客様の顔を思い浮かべると、今回は撮影会企画としてご案内することはあきらめようと思いました。それでも、被写体としての魅力は十分ですので、ご希望があれば、少人数でご一緒させていただくことはできるかもしれません。お出かけになる際は、十分に余裕を持った日程と、それなりの装備で安全に楽しんでいただければと思います。


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