太郎山
5月5日、上田西ロータリークラブが25年前から続けている太郎山清掃登山に参加してまいりました。登山道はコブシが終わり、山桜や草花が咲き乱れ、樹木が一斉に芽吹き、まさに「山笑う」最高の季節を迎えています。
山頂の太郎山神社では春の例大祭。神楽が奉納され、この日だけ公開される本殿に立ち寄ることができました。本殿では、江戸時代から明治初頭にかけてに当地域で活躍した竹内八十吉の手による豪華絢爛な木彫り細工を間近に見ることができます。
竹内八十吉が手掛けた木彫は、信濃国分寺や下掘りの堀川神社にも残されておりますが、以前に見た諏訪形の荒神宮の本殿の彫刻はそれはそれは素晴らしいもので、細密さや優雅さに度肝を抜かれました。荒神宮とともに上田市指定文化財である太郎山神社の本殿ですが、登るのも一苦労なうえに、見ることができる日も限られていますが、今回初めて目にすることができ、幸運でした。
手仕事の文化が頂点を極めた江戸末期から明治初頭。往時の高度な地域文化を感じ取ることができる竹内八十吉の残した建築物は、とても貴重な文化財だと思います。地域のいろいろな方に知っていただき、大切に守っていかなければならないと思っています。
松尾カメラのホームページ http://matsuocamera.com
信州上田生活支援サイト「真田坂Web」 http://sanadazaka.jp/
山頂の太郎山神社では春の例大祭。神楽が奉納され、この日だけ公開される本殿に立ち寄ることができました。本殿では、江戸時代から明治初頭にかけてに当地域で活躍した竹内八十吉の手による豪華絢爛な木彫り細工を間近に見ることができます。
竹内八十吉が手掛けた木彫は、信濃国分寺や下掘りの堀川神社にも残されておりますが、以前に見た諏訪形の荒神宮の本殿の彫刻はそれはそれは素晴らしいもので、細密さや優雅さに度肝を抜かれました。荒神宮とともに上田市指定文化財である太郎山神社の本殿ですが、登るのも一苦労なうえに、見ることができる日も限られていますが、今回初めて目にすることができ、幸運でした。
手仕事の文化が頂点を極めた江戸末期から明治初頭。往時の高度な地域文化を感じ取ることができる竹内八十吉の残した建築物は、とても貴重な文化財だと思います。地域のいろいろな方に知っていただき、大切に守っていかなければならないと思っています。
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