木島平村 カヤの平

7月3日、W杯日本vsベルギー戦で日本中が熱狂しているころ、木島平村カヤの平の撮影会に行ってまいりました。

日の出を迎える4時30分前後の牧場付近は数十人のカメラマンがいたのですが、ワタスゲが一面に広がり、木道脇をアヤメや終盤を迎えたレンゲツツジが彩り、日当たりの良い所からニッコウキスゲが咲き始めた湿原は、私対一行5名の貸し切り状態。湿原に朝日が差し込むにつれ消え去っていく霧、朝日にきらめく朝露をまとった草花など、美しい世界をじっくりと味わうことが出来ました。

牧場やキャンプ場と湿原を結ぶ約2kmの遊歩道は、ブナやダケカンバの原生林。命はぐくむ森の中もまた魅力的な被写体の宝庫です。日常にちょっと疲れたら、森の生命力のおすそ分けをいただきに出かけるとよろしいかと思います。

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