「第8回○○人の写真展」出品募集が始まります。
デジタル写真研究会主催の「第8回〇〇人の写真展」は、2020年2月7日金曜日から10日月曜日の4日間、上田市交流文化芸術センターサントミューゼの市民アトリエギャラリーを会場に開催されます。
写真表現は少しづつ常に変化しています。年に1回開催の「〇〇人の写真展」に出品される作品の中にも毎年、新たな出品者の方々や新たなチャレンジをされる方々がおられ、斬新な作品が登場しています。昨年は、正方形に切り取られたスクエアーサイズの作品が増えた一方で、パノラマを縦位置に使用した作品が目を引いていました。今回は、どのような新たな取り組みが登場するか、今から楽しみです。
この写真展は、自薦による公募作品展。半切やA3サイズ以上のクリスタルプリント等の額装またはパネル加工された作品を展示します。前回は56名様の81作品を展示しました。
今回の出品作品募集がいよいよ開始となります。上田市周辺の写真愛好家の皆様は是非、奮ってご参加ください。
栂池自然園秋本番
当初の予定を1週間延期して、10月7日栂池自然園へ行ってきました。
直前の天気予報はあまり芳しくなく霧の中の撮影も覚悟はしていたのですが、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで、栂池自然園に到着したころには、時折青空ものぞくまずまずの天候に恵まれました。
特に 一段上に位置する浮島湿原では柔らかな日差しを受ける瞬間もあり、刻一刻と変化する高原の表情に心躍らせながら、楽しい撮影のひと時を過ごすことが出来ました。
信州の秋もいよいよ本番です。
夏の終わりの栂池自然園
9月15日、妻と二人で小谷村の栂池自然園へ行ってきました。
短い夏の間、次から次へと咲き競っていた花の季節も最終盤。アザミも色あせ始め、トリカブトの花がつややかに咲いていました。
これから半月あるいはひと月の内に、草紅葉、木々の紅葉、山に初雪をいただく三段紅葉と、一年で最も人気の高い季節を迎えます。その先にあるのは長く厳しい冬。
夏の終わりの栂池高原には、生命にとっては何とも居心地が良くリラックスできる魅力があります。
まちなかギャラリー「西馬音内(にしもない)盆踊り写真展」10月12日まで
10月12日木曜日まで、上田プラザホテルのエントランス「まちなかギャラリー」で「西馬音内(にしもない)盆踊り写真展」が開かれています。今年の西馬音内盆踊り撮影会参加者の力作20数点が並んでいます。
多くの写真が並ぶことで、祭りの夜の興奮がよみがえるような気がします。日本全国各地には盆踊りを中心とした夏の夜祭がありますので、西馬音内盆踊りをご存じない方にとっても、興味深くご覧いただくことが出来るのではないかと思います。 お近くにお越しの際は、是非ご覧ください。
Nikon Collegeの出前講座「フルサイズミラーレスZまるわかり、実践講座」
9月7日、JR上田駅のほど近くにある国の重要文化財で明治から昭和初期にかけての産業遺産、笠原工業旧常田館製糸場を舞台に、「あべっち」こと阿部秀之先生をお迎えして、Nikon Collegeの出前講座「フルサイズミラーレスZまるわかり、実践講座」を開催しました。 従来は夢だったような機能や性能を備えたフルサイズミラーレス一眼が登場し、従来では考えられなかったような光学性能を発揮するレンズも開発されています。その先頭を走り始めたニコンのZ7・Z6そしてNIKKOR Zレンズ群。今回設営させていただいた旧製糸工場の倉庫の中は、必ずしも写真向きではない質の僅かな光といったシチュエーションが多く、機材の性能を体感するにはうってつけの会場でもありました。阿部先生が指示したモデルの立ち位置は、結構難しそうに思っていましたが、なんと、ほとんどのお客様が見事な作品を手にすることが出来ているではないですか。恐れ入りました。 当日は、日本列島が2つの台風にはさまれ、かなり厳しい暑さとなった中、お越しいただいたお客様はとても熱心に勉強したり、撮影に挑まれていました。写真をこよなく愛する、素晴らしい方々ばかりでした。指導いただいた阿部先生は無尽蔵の引き出しをお持ちで、それぞれのカメラマンに的確なアドバイスをしていただいておりました。そして涼やかな印象の夏の和服の訪問着で最高の被写体を演じて下さったモデルのまきさんにも心から感謝したいと思います。 今回の企画には、ニコンイメージングジャパンのご担当者はもとより、笠原工業常田館の方々、地元産のチョウザメや野菜など工夫を凝らした仕出し弁当で参加いただいた皆さんを楽しませてくださったNPO食と農の街づくりネットワークの方々など、多くの方々に力をお貸しいただきました。皆様、これからもお世話になります。どうぞよろしくお願いします。 松尾カメラのホームページ http://matsuocamera.com 「真田坂Web」 http://sanadazaka.jp/
秋田県羽後町 西馬音内(にしもない)盆踊り
暑かったり台風や前線の大雨に見舞われたりと、いつになく激しい気象の8月が過ぎてゆきました。 今年は3年ぶりに秋田県羽後町の700年以上の歴史を持つといわれる奇祭 西馬音内盆踊りに行ってまいりました。毎年8月16・17・18日の3日間、風格ある老舗の立ち並ぶ歴史を感じさせる商店街で開催されます。今年は初日が雨のため体育館での開催となったそうですが、私たちが訪ねた2日目と3日目は好天に恵まれ、令和最初の西馬音内盆踊りを楽しませていただくことが出来ました。 日没を迎えると、建物の2階の高さにしつらえられた舞台から軽快な拍子のお囃子が鳴り響きます。それを合図に、中学生や高校生と思しき若い踊り手たちが集まります。あまり込み合わない盆踊りの前半は、秋田音頭のような節回しに乗ったひょうきんな歌詞に合わせ、若い人たちや子供連れなどが踊ります。なかなかうまく踊ることが出来ない幼い子たちの緊張した真剣な表情が印象的です。 中学生ぐらいになると、彦三頭巾で顔を隠し、大人も男女児問わず彦三頭巾や編み笠で顔を隠して踊ります。衣装は踊り手それぞれに「端縫い」と言われる着物や2つとなさそうな絞りの藍染の衣装をまとう。この衣装がまた見ものでもあります。 夜が更けるとともにベテランの踊り手たちが輪に加わり、いつの間にか密度が増しました。どことなく哀愁を帯びた「がんけ」というお囃子が徐々に調子を早め、妖艶さが漂っていた踊りが炎のように燃え上がり、クライマックスを迎えます。 最終日の夜半前、踊りが終わると踊り子たちが一斉に舞台の下に集まり、大きな手拍子でお囃子の最後の熱演をあおる。それにこたえて三味線、笛、太鼓を力の限り響かせ、また来年の再会を誓い合い祭りが閉じられました。 西馬音内盆踊りは、写真を撮っているだけでも参加している気分にさせてくれる素晴らしい祭りです。信州からではだいぶ遠いですが、機会があったら何度でも訪ねてみたくなる魅力にあふれています。 松尾カメラ「中古カメラ在庫情報」 http://matsuocamera.com/07_chukocamera.html 松尾カメラのホームページ http://matsuocamera.com 「真田坂Web」 http://sanadazaka.jp/
阿部秀之が語る「フルサイズミラーレス Z まるわかり、実践講座」in上田 参加者募集
貸出機材の都合上、定員30名とさせていただきます。参加ご希望の方は、お電話で予約状況をご確認のうえ、お早めに松尾カメラ店頭にてお申し込みください。
松尾カメラのホームページ http://matsuocamera.com
「真田坂Web」 http://sanadazaka.jp/