メサベルデ国立公園

ツアー３日目は、陸路としては今回最大の長距離移動。
コロラド南部の街アラモサを後にして、ロッキー山脈の3,000m級の峠を越え、西へ。先住民の遺跡、メサベルデ国立公園に立ち寄る。その後、コロラド、ニューメキシコ、アリゾナ，ユタ４州の州境が交わるフォーコーナーズをアリゾナへ抜けた後北進し、ユタ州の西部劇の舞台モニュメントバレーへ。更に、北上し、キャニオンランズ国立公園，アーチズ国立公園があるモアブまで約700kmの大移動です。

運転している小池さんには申し訳ありませんが、移り変る車窓の景色に、一攫千金を夢見て西へ西へと移り住んで行ったいにしえの人々の姿を想像しつつ、この旅の直前におぼえた「愛しのクレメンタイン」を心の中で口ずさみながら、ゆったりと過ごさせて頂きました。
In a cavern, in a canyon　　
Excavating for a mine,
Dwelt a miner, forty-niner
And his daughter Clementine.
Oh, my darling, Oh, my darling,
Oh, my darling Clementine,
You are lost and gone forever,
Dreadful sorry Clem.....

メサベルデの遺跡は、90度に切り立った断崖のくぼみに造られた住居群。イワツバメが巣営する様な場所です。
南米のマチュピチュ遺跡とおそらく近い民族なのでしょう。想像を絶する様な場所にある遺跡に、古代の人々の土木技術の素晴らしさとともに、人間の行動の不可解さを思い知らされました。

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