錦秋の裏磐梯撮影ツアー 第1便
10月21日からの第1便では、標高1000メートル以上の紅葉が真っ盛り。例年より1週間程度遅れているとのことでしたが、例年だと時間差で色づく蔦漆やカエデなどが一斉に色づき、まれにみる素晴らしい紅葉に出会う旅となりました。
まずはじめに向かった磐梯吾妻スカイラインでは、谷底のいくつかの小規模な滝を包み込むように生い茂る色とりどりの木々、まさに「錦織りなす」という言葉がふさわしい絶景が迎えてくれました。折からの通り雨が木々や岩肌を濡らし、時折射す秋の柔らかな光でさらに輝きを増す光景に、一ときシャッターを切るのも忘れ見とれてしまう程に感動しました。
2日目の朝の冷え込みは、裏磐梯各所に点在する湖沼に霧のベールをまとわせ、カメラマン待望の絶景を見せてくれました。小野川湖に昇る朝日、鏡のように静まり返る曾原湖の水面が空に溶け込む心洗われる情景は、一生忘れえぬものとなることでしょう。
夕方訪ねたスカイバレー、錦平では、流れる雲が光のむらを作り、まるで「さあシャッターを切りなさい」と言っているような瞬間が繰り返し訪れます。自然と向き合う楽しさを心行くまで楽しむことができました。
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