太陽輝く島 スリランカ 2 パンチャブー

スリランカ撮影ツアー2日目、1月19日は日曜日。ダンブッラ石窟寺院に向かう街道筋のパンチャブーの街の広場には市が立ち、通り沿いにも数多くの屋台が並び、多くの家族連れや買い物の人々でにぎわっていました。活気あふれる様子に惹かれ、バスのドライバーさんに無理をお願いして、全員でバスを降りての撮影となりました。

スリランカの方たちは、日本人に対してとても好意的で、言葉が通じない我々のあいさつにも優しい笑顔を返してくれます。
ツアーガイドのパリタ氏から、スリランカの人々が親日的であることの理由を伺いました。

第二次大戦後、日本の戦後賠償、戦後統治について議論されたワシントン講和会議の席上、当時セイロン代表として出席していたジャワルダナ蔵相（後のスリランカ大統領）は、「憎悪は憎悪によって止むことはなく、愛によって止む」との格調高い言葉で、戦後賠償の放棄を主張。この演説が参加各国の心を動かし、日本の分割統治が回避された。このことをスリランカの人々は、皆誇りに思っている。

本来日本人の方が全員学んでおかなければならないことだと思います。経済力や軍事力とは別に、大切にしなければならないことがある。スリランカの人々の心の気高さを感じます。

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