信州上田カメラ屋気まぐれブログ

長野県上田市の松尾カメラ店主のブログです

憧れの尾瀬ヶ原

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行ってみたいとのお声も多く、長い間の懸案だった尾瀬の撮影会に行ってまいりました。撮影目的だとどうしても機材の重量がかさみ、鳩待峠を下って登るのがリスクと感じ、今まで躊躇していました。しかし、デジタルカメラの小型化、高性能化の恩恵によって、ようやく実現することが出来ました。

3連休最終日の9月24日、鳩待峠から山の鼻、そして尾瀬ヶ原へ。天気が下り坂との予報のためか、意外にすいていてびっくり。気兼ねなく木道に立ち止まり、被写体とじっくり向き合うことが出来ました。
広大な尾瀬ヶ原の中で、池塘ヒツジグサの紅葉が進む葉とわずかに残った可憐な花の間を泳ぐイモリや草の間に咲くリンドウなど小さな被写体を見つけては夢中シャッターを切っている小さな自分がおりました。

尾瀬ロッジで夕食を済ませ再び尾瀬ヶ原に出ると、期待はしていたものの天候によってあきらめかけていた中秋の名月が、東の雲間に顔を出してくれました。日没後の薄明かりと雲を染める月の光のバランスの良い、期待以上の写真を撮ることが出来ました。

翌25日は、日の出前から雨が降ったり小やみなったりと不安定な空模様。4時40分ごろ、多少小降りになったタイミングを見計らって夜明けの尾瀬ヶ原へ。東の燧ケ岳は雲に隠れて臨むことはできませんでしたが、西の至仏山や南北の低い山には理想的な霧がまとわりついています。そして何よりびっしょりと濡れた秋色の湿原や濡れた木道が、とても魅力的な写真の題材になってくれました。

尾瀬は、ゆっくり歩きながらいろいろな発見ができるとても魅力的な場所だと感じます。何度も何度も通ってみたいところです。また、ご要望があれば企画してみたいと思います。

追伸
今回の写真の現像処理には、バージョンアップされ「カラーコントロールポイント」が復活したNikon capture NX Dを使ってみました。Nikonさんのご努力に感謝・感謝!
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/products/162/Capture_NX-D.html
ニコンのRAWデータ解凍だけでなく、JpegTiffなどニコンはもちろん他社の現像済みデータにも「カラーコントロールポイント」が使えます。


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