飛騨古川町
白壁の下半分に使われているのは黒い板。窓を被う格子、もともとは白木だったのだろうけど年月を経て風合いを醸し出すこげ茶色の板壁。そしてこれらの木の建物を護る様に、水路が流れる。山深く、建築に適した樹木が豊富である当地独特の文化。街のあちらこちらに「匠」の文字を見かけますが、木を生かす文化に対する誇りを感じます。
この週末、一泊だけでしたが、飛騨古川町を堪能することが出来ました。夕方、観光客が引け、しっとりとした佇まいを見せる家並。夜が更け、灯籠に照らされる街角。瀬戸川の水音だけが聞こえる、何とも静かな早朝の路地裏。写真を撮りながら心が癒される、心地よい時間を過ごすことが出来ました。
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