信州上田カメラ屋気まぐれブログ

長野県上田市の松尾カメラ店主のブログです

#練習用

ブータン王国 ⑥ タシチョゾン

ブータン国王の宮殿であり、中央官庁であり、夏の間のブータンの仏教界の総本山でもあるタシチョゾン。写真ではなかなか表現しづらいほどの壮大な建物でした。当日は、ブータン仏教界最高権威ジェ・ケンポ(大僧正)様が冬の座所プナカからここティンプーの…

上田城跡の夜桜

昨晩、妻と二人で上田城の夜桜を見に出かけました。 上田城は、実戦的な城として知られています。本丸には天守閣は無いものの、現在でも深い堀が遺されており、ライトアップされた堀の斜面の桜が水に映り、幻想的な風情。写真は、「隅切り」と言われ、本丸の…

モアレのテスト

デジタル画像に細かい規則的なパターンを写し込むと「モアレ」又は「モワレ」と言われる、実際のものとは異なる模様が発生してしまうことがあります。出てしまったらフォトショップ等の画像処理アプリケーション上で修正するわけですが、どんな方法が考えられ…

上田城枝垂桜

上田城、櫓門の枝垂桜が見ごろを迎えました。満開の花が重そうに垂れ下がっている様子は、見事。 昨年は、数本花をつけない枝があり、アップで撮るのが少々ためらわれた記憶がありますが、今年はここ数年で最も美しく咲いているように思います。そろそろ寿命…

商店街の花の木

ここ数日の暖かさで、松尾町商店街の街路樹「花の木」の花が開花しました。 とは言っても、豆粒位の小さな花で、ほとんど目に留める人はいません。なぜ「花の木」と言う名前がついたのか不思議なくらいに地味な花。でも、カメラのレンズをマクロに交換して除…

伊藤タンチョウサンクチュアリ

2月27日北海道撮影ツアー最後の撮影地は、鶴居村の伊藤タンチョウサンクチュアリ。日の出前からねぐらを飛び立つタンチョウが多かったので、現地に到着した午前10時過ぎにはさぞかし多くのタンチョウが集まっているのかと思いきや、当初は一家族が居るだけ。…

タンチョウのねぐら

2月27日北海道撮影ツアー最終日。早朝4時30分にホテルを出て、鶴居村の雪裡川にかかる音羽橋へと向かいました。 夏の間は釧路湿原で広大なテリトリーを形成して家族単位で暮らしているタンチョウたちは、冬になると凍らない川の浅瀬に集まり、大集団となって…

阿寒湖の夜

2月26日は阿寒湖温泉ホテル鶴雅に宿泊。 夕食後、阿寒氷上フェスティバル「冬華美(ふゆはなび)」を見学しました。たいまつ行進から始まり、ステージ上の寸劇、クライマックスの花火。スノーモービルなど体験型アトラクションも行われています。前夜のウト…

眠れる摩周湖

2月26日知床のオオワシ、オジロワシの撮影を終え向かった次の撮影地は、2年ぶりに全面結氷した摩周湖。知床の流氷同様、今後地球温暖化が進行すれば、見られなくなってしまうかもしれない冬の風景です。 とはいっても、生命力あふれる知床の流氷とは違い…

見えない線

2月26日北海道撮影ツアー2日目。 冬はシベリアからやって来た猛禽類が乱舞し、夏は沿岸をヒグマが闊歩する知床の海。羅臼の沖には、目に見えない線が横たわっています。 沖に見えるのはロシア領国後島。「遥か国後に 白夜は明けぬ」と言うのは大間違い。すぐ…

流氷に乗ってやって来るオオワシ、オジロワシ

2月26日北海道撮影ツアー2日目は、今回のメイン、羅臼の流氷とオオワシ、オジロワシの撮影です。早朝にウトロ温泉を出発。夏なら知床峠を越えて数十分の距離ですが、冬季閉鎖のため斜里町まで一旦戻って2時間かけて知床半島裏側の羅臼の港へ。我々11名の撮影…

ウトロ温泉

2月25日北海道ツアー1泊目は、知床半島オホーツク海岸のウトロ温泉。夕食後、漁港で行われるオーロラショーを見学しました。 その昔、この辺りに現れた赤いオーロラにちなみ、冬の間毎晩開催されているようです。地元ボランティアスタッフが港のあちこちでた…

オシンコシンの滝

2月25日北海道撮影ツアー初日、知床オシンコシンの滝に到着した頃には、すでに日はとっぷりと暮れていました。 スキー板やそりが無くても良く滑る斜面を慎重に登って、ライトアップされた滝を撮影。カチンコチンに凍った滝を想像していましたが、豊かな水量…

JR釧網本線北浜駅

2月25日、冬の北海道撮影ツアー初日。 女満別空港から感動の径を通り、オホーツク海岸線を数km南下。「オホーツク海に一番近い駅」JR釧網線 北浜駅でバスを降り、撮影。程なく網走方面行きの1両車両が到着。西に傾いた陽が、ちょうど良い具合に射し、右…

感動の径

2月25日から2泊3日で北海道の撮影ツアーへ行って来ました。オホーツクの流氷、知床のオオワシ、オジロワシ、鶴居村のタンチョウなどを狙う旅です。道東地方は、私たちが訪ねた前後は大荒れの天候に見舞われたのですが、気温は高めだったものの3日間は交通障…

吹雪

珍しいことなのですが、今朝の上田は吹雪。猛烈に発達した低気圧による強い北風が、日本海側からいくつもの山を越えて、大粒の雪を運んできています。豪雪地帯の方々にとって冬将軍は邪魔者以外の何者でもないのでしょうが、さほど雪が多くない地域の、特に…

淡雪

昨晩からの雨が、みぞれから雪に。結構な降り方で積もるのではないかと心配しましたが、夕方には止み、青空も覗いています。 上田市は、明日が成人式。成人の日前後には、太平洋側を中心に大雪になる「上雪」に見舞われることが多いようです。上田盆地は北側…

残したい写真

正月らしい凛とした冷え込みの中で、年が明けました。個人的には「おめでとう」と言うご挨拶は控えなければなりませんが、皆様にとって素晴らしい一年でありますように。 最近、「デジカメで撮るようになって写真をプリントしなくなった」と言う声を度々耳に…

2月25~27日知床、阿寒&鶴居ネイチャーフォトツアー参加者募集

本年最後のブログです。今年も一年、皆様に大変お世話になり、何とか年の瀬を迎えることが出来ました。いろいろなことがありましたが、今年もまた素晴らしい被写体に恵まれ、思い出と共に沢山の写真が残りました。 ところで本日、長野県のカメラ店共同企画に…

メリークリスマス

今晩は、クリスマスイブ。上田は朝から虹が出ていました。東の国の博士たちが一際明るく輝く星に導かれてベツレヘムへ辿り着いた程ではないにせよ、虹の架かる方角には何か良いことがありそうな。 ところが今夜は虹の方角、長野で、カメラ小売業界の役員会。…

白砂のプライベートビーチ

ボホール島の最終日、港に向かう前のわずかな時間を利用して、橋を渡った先のバングラオ島にあるメジャーなプライベートビーチ、ボホールビーチクラブに立ち寄りました。今回は撮影ツアーという目的であるため当初は予定されていませんでしたが、旅行会社の…

ボホールの日没

ロケーションによって両方狙えるところはほとんどありませんが、撮影ツアーでは、何処に行っても日の出と日没は狙いたい被写体。ボホールで宿泊したリゾートホテルは、ほとんどの部屋から日没が眺められる造りになっていました。 ちょろちょろしか出ないシャ…

チョコレート・ヒル

今日の写真は、ボホール島の内陸に広がる「チョコレート・ヒル」。雨が最も少ない5月頃には丘を覆う草が枯れ、チョコレート色になるのだそうですが、今の時期は青々としていて抹茶をまぶしたような状態。でも、食いしん坊の私にとっては、これはこれでおいし…

ロボック川クルーズ

熱帯雨林の豊な水を集めて流れるロボック川。ボホール島観光の目玉です。河口付近で乗船。ギターの弾き語りをBGMにランチをとりながら、往復約2時間ののんびりとしたクルージングを楽しみました。 雨が最も少ない5月頃には川の透明度が増し、川底も見える…

フィリピンのコンビニ

ボホール島の2日目、ホテル出発が朝10時と言うことで暇を持て余し、部屋でごろごろしているのも何なので、一人でぶらぶらと町を散策しました。 私は肩にカメラをぶら下げ、ホテルの門番は肩に自動小銃をぶら下げているわきを、そそくさと通り抜けて市場の…

バイクタクシー

ボホール島の公共交通は、バイクタクシー。小型バイクにサイドカーをつけ、全体を屋根で覆った乗り物。どうすればそんなに乗れるのかよくわかりませんが、最大6名が乗車可能だそうです。市内、と言ってもさほど広くは在りませんが、どこでも一律6ペソ(約…

一番のご馳走

その国の生活ぶりを覗くには、市場が一番。ボホール島の市場には、新鮮な魚が並び、色鮮やかな果物が山積み。案外食文化は豊なのだと感じました。 市場の中で写真を撮っていると突然、けたたましく吠える獣の声がする。正体は豚。市場の表の道端で、ロープで…

最も小さな霊長類“ターシャ”

フィリピンのボホール島には、地球上で最も小さな霊長類、メガネザルのターシャが生息しています。せいぜい10cm位の小さな体に、その2倍ぐらいの長い尾をぶら下げ、小枝にしがみついている。 ターシャの頭のてっぺんには頭蓋骨が無く、見た目にも全くひ弱…

フィリピンの聖母

12月1日から5日まで4泊5日、フィリピンセブ島、ボホール島撮影ツアーへ、お客様と共に参加してまいりました。 フィリピンは、アジアでは最大のローマカトリック教国。写真はボホール島バクラヨンにある、スペイン統治時代に建てられたフィリピン最古の…

落葉する森

冬の訪れが近づくと葉を落とす木々に覆われた森は、雪解けとともに陽の光を木々の足元の地面まで引き込む。地面を覆うシダなどの植物を育てます。シダは梅雨の頃になると、まるでラッパのように葉を四方に伸ばし、降り注ぐ雨を自らの根元に招き入れる。この…