太陽輝く島 スリランカ 1
インド洋に浮かぶセイロン島。大航海時代のポルトガルやオランダの支配、英国植民地時代を経て、1948年に独立を果たすも、1983年には民族対立による内戦が勃発。かつては平和で豊かな王国であったこの国にようやく平和が訪れたのが2009年。経済的発展はこれからというところですが、経済的尺度を外せば、とても幸せで自然豊かな過ごしやすい平和な国といった印象でした。
成田から直行便で10時間弱、夕暮れのコロンボ空港に降り立つと、想像したほどの蒸し暑さはなく、厳寒の日本からすると、まさに楽園にたどり着いたという開放感がありました。
翌朝、足元にポトリポトリと落ちてくるねむの木の花に誘われて、ホテルのビーチを散策。ハマナスの向こうには、穏やかな波が寄せるインド洋。やがてヤシの木の上から太陽が顔を出し、これから始まる旅を祝福してくれているようでした。
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