信州上田カメラ屋気まぐれブログ

長野県上田市の松尾カメラ店主のブログです

入笠山のスズランとビーナスラインのレンゲツツジ

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6月4日(土)と8日(水)の2回、富士見パノラマリゾート入笠山のスズランとビーナスライン各所のレンゲツツジの撮影をメインとした撮影会を開催しました。

4日の入笠山は週末とあってマウンテンバイクやハンググライダーを楽しむ方々も大勢集まり、満開のドイツスズランの香りに包まれながら、楽しい撮影ができました。
8日の入笠山についた時には辺りは霧に包まれ、スズランは葉や花にたっぷりと水滴をため込んでおり、そのみずみずしい姿をじっくりと接写することができました。やがて霧の隙間から遠方の八ヶ岳の峰が顔を見せ、雲海が広がりました。参加した皆様も大興奮。少々時間を延長して心ゆくまで撮影を楽しみました。

4日のビーナスライン周辺のレンゲツツジは、白樺湖周辺の標高の低い所が咲き始めの撮り頃。蓼科牧場脇の白樺林は見事でした。
しかし8日にはすでに撮り頃は過ぎていると判断。女神湖周辺が色づきもよく、じっくりと撮影しました。霧ヶ峰周辺は、踊り場湿原が見ごろ。あまり訪れる人は多くなく、原風景が広がる湿原の周りの芦の枯草の隙間に佇むレンゲツツジ。写真にまとめるのはなかなか難しいのですが、その分深い魅力を感じる情景でした。

8日の帰途は、美ヶ原まで足を延ばして上田市武石方面を下るルートをとりました。あわよくば物見石山周辺のレンゲツツジを撮ろうかと思っていましたが、こちらはおそらく6月15日前後まで待たなければならないかもしれません。武石側へ下った白樺林のレンゲツツジは、いくつかの株がすでに開花しており、ちょうどこの週末が採り頃のようでした。

今年は山の上もやはり、足早に花の季節が進んでいるという印象です。レンゲツツジを皮切りに、信州の標高2000m前後の高原は、最も美しい花の季節を迎えています。


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