過行く夏

全国的には夏休み最後の日曜日。盆過ぎには夏休みが終わってしまう長野県に生まれたものとして、子供の頃は恨めしく思えた時期でもあります。思えば親たちも休むことができる、お盆の数日が本当の夏休みだったような気がします。

戦後生まれの日本人にとって、広島・長崎から終戦に至るこの時期は、先祖供養の盆とも重なり、様々な苦難や幸せ、平和といったものに思いをはせる大切な季節なのだと、最近気づかされるようになりました。

人は皆愚かだと知る終戦日

あの人の賢さ偲ぶ盆供養

平和への思いは風化させてはいけないと思います。


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