羊の群れ
被写体を探してバスを走らせていると、道の脇の草原を行く羊の群れに遭遇しました。
一般的な羊のイメージと比べると内モンゴルの羊は、ずいぶん毛並みが悪い。モンゴル民族は、肉や乳など主に食用として羊を飼っているのだそうだから、無理もありませんが。肉を食す際に剥いだ皮が、パオ（居住用テント）の壁になるのだそうです。肉が硬くならないうちに食べられてしまうせいか、子供の羊が多いように感じます。
羊たちは、羊飼いに追い立てられる隙を見計らって、せわしなく、あわただしく草を食んでいます。生活感のあふれる羊との遭遇でした。
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