バイクタクシー

ボホール島の公共交通は、バイクタクシー。小型バイクにサイドカーをつけ、全体を屋根で覆った乗り物。どうすればそんなに乗れるのかよくわかりませんが、最大６名が乗車可能だそうです。市内、と言ってもさほど広くは在りませんが、どこでも一律６ペソ（約１５円）で乗せていってくれます。個人の運転手が、一定金額で車体を借り受け、乗車代金から借受代金、燃料代を差し引いたものが、稼ぎとなるのだそうです。
やはりフィリピンでも原油価格高騰が直撃し、ガソリンは１ℓ120円位。税金を考慮すれば、日本と変わりません。それでも６ペソの代金と言うのはどうして成り立つのか、不思議に思います。もしかしたら、ぜんぜん成り立っていないかも。それでも、相当な台数が、町の中を駆け巡っています。
日本国内でも原油価格高騰は深刻に受け止められていますが、本当に深刻なのはこのように人件費の極端に低い国のはず。世界的な金余りが招いたと言う事実を考えると、世界経済の歪みがもたらす罪は重い。人間のおろかさを感じます。

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