ブータン王国 ー最終回ー ボンデの棚田とＧＨＴ

ブータン農業の近代化に尽力され、ブータン国王より外国人としては初めての爵位「ダショー」の称号を授与された西岡京治氏が活躍したボンデ。ブータン・ツアー最後の撮影地として、チェレ・ラからパロの街に下る高台の開けた場所に車を止め、眼下に広がるボンデの棚田を撮影しました。

5月末の田植えが始まるこの時期、まだ草が生える田、田起こしが済み堆肥が積まれている田、苗代、水が満ちた水鏡、そして数人が入り田植えの最中の白濁した田など、田毎に異なる表情を見ることができました。

ここでブータンの撮影を終えるとなると、田植えが済み青々とした田や黄金色に色づき風にゆれる稲穂なども是非見てみたいという気持ちになります。ブータンは単に観光で訪れるという場所ではなく、そこにある生活を感じ取ることが旅の目的のように思います。ＧＨＰ「国民総幸福度」が高いブータンは、旅人自身が感じるの幸福感ＧＨＴ「旅人総幸福度」も相当高い国だと思いました。


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