HASSELBLAD 500C/M 後期モデル Carl Zeiss Planar CF80mm f2.8 T*つき標準セット
先日紹介したCONTAX T2が長野県が誇る名カメラならば、このハッセルブラッドは北欧スウェーデンが誇る世界最高峰のカメラシステムと言って良いでしょう。その後に発売されたオートフォーカスカメラHシリーズの発表会はスウェーデン大使館で行われ私も参加する機会を得たのですが、ハッセルブラッドに対するスウェーデンの国の強い思いを感じたことを懐かしく思い出します。
フィルムカメラが主力だった時代は、私のようにコマーシャル撮影やスタジオポートレート撮影を生業とする者にとって、ハッセルブラッドは他には代えがたい欠かせぬ道具でした。最初の500CMは何度か修理した後に当時のCレンズとともに使いつぶしました。現在の503CWもだいぶ使い込んでおり、中古カメラの価値としては厳しい状態。プロ機材であるハッセルブラッドですので中古市場に出てくるものは、当たりはずれが多いということも当然だろうと思います。
ところが今回ご紹介する500CMにつきましては、カメラを大切にご使用になるアマチュアカメラマンの所有でしたので、だいぶ良い状態を保っている1台です。
ところで、当店では「上田ハッセルブラッドフォトクラブ」の事務局を担っております。一般にはデジタルカメラが主流となっているにもかかわらず、上田ハッセルブラッドフォトクラブでは毎年のように新入会員を迎えており、その活動は衰えることがありません。撮影の難しさやフィルム写真のコストの問題はあってもなお、他には代えがたい魅力がハッセルブラッドにはあるのだと思います。
今回の500CM標準セットは、状態のわりにお手頃な価格となっておりますので、ご興味のある方はお早めにご覧いただければと存じます。
追伸：2月7日売約済となりました。ありがとうございました。
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