ブータン王国 ⑥ タシチョゾン

ブータン国王の宮殿であり、中央官庁であり、夏の間のブータンの仏教界の総本山でもあるタシチョゾン。写真ではなかなか表現しづらいほどの壮大な建物でした。当日は、ブータン仏教界最高権威ジェ・ケンポ（大僧正）様が冬の座所プナカからここティンプーのタシチョゾンに移られる日に当たり、国王をはじめ王室の方々の出迎えを受けた後、我々一般観光客の場内入場が許されました。
ここを訪れる地元ブータンの人々は、正装が義務付けられています。民族衣装のゴにカムニといわれるスカーフ（庶民は白）をまとい正しい姿勢でたたずむ姿にタシチョゾンの権威が感じられ、とても印象に残りました。

タシチョゾンを出て駐車場へ向かう途中、ヤマボウシの樹の向こうに、見たことがあるような山の形を発見。私のふるさと上田盆地の北東に聳えるる烏帽子岳そっくりです。
そういえば、ここティンプーの人口は上田市と同じ16万人、気候もとても似かよっており、姉妹都市提携などもありではないかとひらめきました。とはいってもそのようなことを言い出す立場でもないので、心の中でひそかニタニタしていたいと思います。


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