信州上田カメラ屋気まぐれブログ

長野県上田市の松尾カメラ店主のブログです

海外撮影ツアー

ブータン王国 ① ジェ・ケンポ(大僧正)ティンプー入城

3年ぶりの海外撮影ツアーで、ブータンに行ってまいりました。 パロ空港に降り立ち、ブータンの首都ティンプーに到着したのは、5月26日金曜日。予期していたわけではありませんが、ティンプの人々にとっては特別な日に当たりました。国王と並び国の最高権威で…

スリランカ撮影ツアー6最終日

スリランカ撮影ツアー最終日の朝は、ゴールのビーチリゾートで迎えました。ポルトガルやオランダによる統治時代の建築物が数多く残るゴール旧市街を散策したのち、コロンボへ移動しました。 日没前のコロンボの海岸は、外国人観光客の姿はあまりなく、現地の…

スリランカ撮影ツアー5古都キャンディ

スリランカ撮影ツアー3日目は、かつての首都、キャンディにて宿泊。キャンディダンスを鑑賞したのち向かった宿泊施設は、イギリス統治時代の面影を色濃く残すホテルスイス。戦前の洋画の舞台の中に迷い込んだような味わい深い一夜を過ごすことができました。…

スリランカ撮影ツアー 4 シギリアレディー

スリランカ撮影ツアーの3日目は、世界遺産シギリアロックへ。 高さ200メートルぐらいの岩山(というよりも巨大な岩そのもの)に作られた天空の要塞宮殿。5世紀末、身内を倒して権力にについた王が、自らもその地位を奪われることを恐れて、このような宮殿を…

スリランカ撮影ツアー 3 ダンブッラ石窟寺院

スリランカ撮影ツアー2日目の午後は、世界遺産ダンブッラ石窟寺院へ。紀元前1世紀から13世紀ごろまでに築かれ、修復されながら現在に至るまで厚い信仰の対象として護り継がれています。 日本では考えられないことですが、三脚を構えてじっくりと幻想的な仏像…

太陽輝く島 スリランカ 2 パンチャブー

スリランカ撮影ツアー2日目、1月19日は日曜日。ダンブッラ石窟寺院に向かう街道筋のパンチャブーの街の広場には市が立ち、通り沿いにも数多くの屋台が並び、多くの家族連れや買い物の人々でにぎわっていました。活気あふれる様子に惹かれ、バスのドライバー…

太陽輝く島 スリランカ 1

1月18日から4泊6日のスリランカ撮影ツアーへ行ってきました。 インド洋に浮かぶセイロン島。大航海時代のポルトガルやオランダの支配、英国植民地時代を経て、1948年に独立を果たすも、1983年には民族対立による内戦が勃発。かつては平和で豊かな王国であっ…

2014.1/18~23スリランカ撮影ツアー参加者募集中

長野県カメラ商組合の後援で年明け1月18日から23日に実施されるスリランカ撮影ツアーの参加者募集が行われています。 私自身のイメージでは「紅茶の美味しい平和な仏教の国」でした。しかし、最近スリランカから日本に留学し、就職した若い方のお話を聞く機…

中国張家界⑦(最終回)天門山

今回のツアー最終撮影地は、世界一約7.5kmのロープウェーで向かう天門山。市街地から一気に山頂へと向かいました。 農村風景を眺めながらなだらかに上り、小山の先の谷を渡ると、そこからは急に角度が上向き、絶壁の山の頂上を目指して吊り上げられて行きま…

中国張家界⑥ 土家族古民家

張家界、武陵源のある湖南省湖西地域は、少数民族「土家族(トチャ)」の地。ツアー現地最終日の午前は、彼らの古民家を集めたテーマパークを見学しました。 急速な観光産業の発展により、膨張を続ける張家界市街。まだ山奥には見られる土家族本来の生活は、…

中国張家界⑤ 武陵源「魅力湖西」ショー

中国のスケールの大きさには驚かされます。 現地2日目の夜は、「魅力湖西」ショーを鑑賞しました。3千人ぐらい入っていそうな巨大劇場で、音量全開で鼓膜がかゆくなるほどの大音響のもと、あまたのダンサー、歌手、雑技芸人が入り乱れて、北京五輪開会式と同…

中国張家界④ 武陵源 霧の袁家界

中国張家界、武陵源撮影ツアー現地2日目の午後は、最も人気が高いエリア袁家界へ。しかし、残念ながら山の上は昨日同様分厚い霧に包まれ、自然の風化により形作られた絶景ポイント天下第一橋も霧の中にかすかに望めただけ。眼下に立ち並ぶはずの岩柱群れは、…

中国張家界③ 武陵源 宝峰湖

中国張家界 武陵源ツアー現地2日目も霧雨。午前は、切り立った岩に囲まれた谷を進み、数百段の石段を上った先にたたずむ宝峰湖を撮影しました。 前日同様、切り立った岩肌にまとわりつく霧は刻々と変化し、数十分の道のりも飽きることなくシャッターを切りな…

中国張家界② 巨大鍾乳洞 黄龍洞

11月6日午後は、武陵源の地下に存在する世界第2位の規模といわれる巨大鍾乳洞 黄龍洞へ。 洞窟の入り口から十数分歩いて奥へ入り込むと、突如体育館ほどもあろうかと思われる巨大な空間が出現します。さらに進むと、ここが地下の世界であることを忘れてしま…

中国 張家界 初日 霧中黄石寨

11月5日から9日、中国湖南省張家界、武陵源撮影ツアーに行ってきました。 現地撮影初日の6日、武陵源森林公園入口から黄石寨へ入りました。天候はこの地にふさわしい霧雨。山のふもとから望む岩山には霧がまとわりつき、写欲が掻き立てられます。 しかしなが…

米国イエローストンツアー最終回<ブルー・へブン>

成田へ向かう飛行機の中で目を閉じると、イエローストーンのホットスプリングがたたえる深い青色が目に浮かびました。 今回巡った巨大カルデラの底は、あちらこちらから熱水が噴出し、まさに地獄の釜を思わせる場所。しかし、いくつかのホットスプリングでは…

米国イエローストーンツアー番外<訳あってミネアポリス>

9日間の日程を終え、小池氏に見送っていただき、デンバー空港を飛び立つ、、、はずが、飛行機のトラブルで約3時間遅れて、乗り換えのミネアポリスセントポール空港へ到着。予定していた国際線は、既に出発済み。ミネアポリスで丸1日足止めになってしまい…

米国イエローストーンツアー15<パイクスピーク山頂>

走行距離4000劼傍擇屮ぅ┘蹇璽好函璽鵐張◆爾虜能日、標高4300mパイクスピーク登山鉄道観光を楽しみました。コロラドスプリングスからアブト式の2両編成列車に乗り込み、急勾配の鉄道をゆっくりと1時間半ほどかけて進みます。 ゴールドラッシュの時…

米国イエローストーンツアー14<マウントラシュモア>

ツアー7日目は、ワイオミング州とサウスダコタ州の境、ブラックヒルズ地域にあるマウントラシュモアに立ち寄りました。他の先進国に比較してまだまだ歴史の浅いアメリカ合衆国にとっては、4人の大統領の顔が並ぶこのモニュメントは、歴史的建造物として多く…

米国イエローストーンツアー13<プレーリードッグ>

ワイオミング州デビルズタワーのふもとには、プレーリードッグが暮らしています。「ドッグ」の名がついていますが、リスに近い種。広々した草原のあちこちに巣穴を掘って、集団で生活しています。 立ち上がった滑稽なポーズは、見張り番。交代で外敵の進入を…

米国イエローストーンツアー12<デビルズタワー・ナショナルモニュメント>

ツアー6日目、多くの感動を与えてくれたイエローストーンをあとにし、東へ大移動。朝、ワイオミング州北西の端に位置するイエローストーンを発ち、ビッグホーン山脈を越えて、ワイオミング州北東部に位置するデビルズタワーに到着したのは、日が傾き始める午…

米国イエローストーンツアー11<グランドティートン国立公園>

イエローストーン国立公園に隣接しているグランドティートン国立公園は、全米で最も美しい国立公園といわれ、夏の間だけでも350万人が訪れるほどの人気。映画「シェーン」にも登場するティートン山脈(主峰グランドティトン4,197m)の麓、ジェニーレイク、ジ…

米国イエローストーンツアー10<大峡谷>

イエローストンの激しい地殻変動を物語る大峡谷、グランド・キャニオン・オブ・イエローストーン。「イエローストーン」の名の由来となった黄色く険しい崖が連なっています。奥の滝はロアー・フォール(下段の滝)。落差90mの荘厳な滝。 まるで火口の中をさ…

米国イエローストーンツアー9<ノリス>

イエローストーンの中でも、最も活動が活発な場所と言われるノリス・ガイザー・ベイスン。子どもの頃、家族から「のり」と呼ばれていた私は、ノリスという名になんとなく親近感を感じていました。 ところが、小高い丘を越えて到着したそこには、あちらからも…

米国イエローストーンツアー8<川霧>

9月上旬、0℃前後まで冷え込むイエローストンの朝。 地底から湧く温水を集めた流れは川霧に包まれる。 岸に生える草木は朝露をまとい、やがて差し込む朝の光によって宝石のように輝く。 地面から噴き出す水蒸気も巨大な湯気の塊となて立ち昇り、朝霧に溶け込…

米国イエローストーンツアー7<アメリカンバイソン>

でかい顔、肩から背中にかけての盛り上がった筋肉、ラグビーのフォアード選手を思わせる風貌のアメリカンバイソン(バッファロー)。エルク同様、雌は子どもと群れで行動し、雄の多くは単独で悠然と草原を移動したり川を渡っている姿に出会いました。その風…

米国イエローストーンツアー6<エルク>

多くの野生動物に出会うことが出来るイエローストーン。厳しい冬を控えた秋は、特に活動が活発な時期のようです。 エルク(アメリカアカシカ)は、その姿はニホンジカやエゾシカにも似ていますが、雄の肩の高さは150cmほどもある大型のがっちりとした体格を…

米国イエローストーンツアー5<動物たちの足跡>

1872年、世界で最初の国立公園に指定されたイエローストンは、野生動物の宝庫として知られています。人間の活動が盛んな温帯地域では、最も野生動物に出会うチャンスが多い場所の一つ。エルク、ムースと言った大型の鹿、野生のバッファロー、グリズリーやク…

米国イエローストーンツアー4<地底へ続く穴>

イエローストーンに無数に点在する温水をたたえた池、ホットスプリング。その多くは、地底へと続く深く大きな穴を有しています。スプリング周辺のミネラルやバクテリアが生み出す鮮やかな色彩に縁どられた中央部、深い青色に落ち込むその色を見つめていると…

米国イエローストーンツアー3<吹き上げる熱水>

「赤信号みんなで渡れば怖くない」 イエローストーンは、世界の間欠泉の4分の3が集まっている、とても危険な場所。数十分おきに熱水を吹き上げるものもあれば、数十年に一度炸裂するようなものもあるとのこと。指定された遊歩道を一歩踏み越えたとたんに、足…