信州上田カメラ屋気まぐれブログ

長野県上田市の松尾カメラ店主のブログです

2008-01-01から1年間の記事一覧

まちなかの野鳥

私のような体重超過の者にとって、厳しい季節が到来。昨晩は、窓を全開で寝ました。 朝5時、けたたましい鳥の声で目が覚める。寝室の窓近くの電線に居る声の主は、キセキレイ。森の中であれば、適当にこだまして、魅力的な鳥の声ですが、まちなかだとコンク…

夕立

昼間は真夏の日差しで気温がぐんぐん上がり、今年一番の蒸し暑い日となりました。こんな日は雷が心配と思っていたら、案の定、夕方は激しい雷雨。事前にパソコンやミニラボ気の電源を落としていて事なきを得ましたが、写真屋にっとって大敵の停電も発生しま…

千畳敷カールは、ようやく春の訪れ

昨日は、今月22日に開催する日帰り撮影ツアーの下見に、中央アルプスの千畳敷カールへ行ってきました。 朝8時、始発のロープウエイに乗って、海抜2,600メートルの千畳敷カールへ。霧が深く、残念ながら宝剣岳の峰を拝むことは出来ませんでした。時折霧の合間…

災害の爪あと

6月15日日曜日、休日を利用して、お隣群馬県の妙義山へドライブに出かけました。 写真は、妙義神社。隙間なく緻密に組み上げられた石垣や、火山性の岩で造られたと思われる石段が見事。しかし、境内の奥に続く見事な石段は、残念ながら立ち入り禁止。(私の…

棚田

上田市郊外の「稲倉の棚田」。休耕田の草を刈り込む目的で、牛の放牧が始まったとの情報があり、早速出かけて見ましたが、残念ながら牛を見つけることは出来ませんでした。 既に田植えが終わった水田の稲が、夏本番を思わせる強い日差しを浴びて、緑を濃くし…

カバンの藤

昨日から本来の暖かさが戻り、信濃国分寺史跡公園の「カバンの藤」が見ごろを迎えています。 昨年は、樹の勢いが弱っており、まばらな花付きに心配しました。今年は絶好調とは行かないまでも、長い花房は1メートルを超えるぐらいに垂れ下がり、充分目を楽し…

ソウル南大門

4月26日韓国撮影ツアー最終日は、ソウル市内観光。大統領官邸 青瓦台前広場、朝鮮王朝の宮殿 昌徳宮、朝鮮王朝歴代君主の位牌を祭る宗廟などを見学し、最後に南大門市場へ立ち寄りました。 ソウルのシンボル南大門は、今年2月に焼失。世間に恨みを持つ一個人…

夜の南大門市場

ソウルへ入る高速道路は、大渋滞。とはいっても現地ではいつものことのようです。遅い夕食が済み、ホテルにチェックインしたのは10時30分ごろ。お客様も誘って夜のソウルを満喫したいところですが、折からの雨模様もあり、断念。今回のツアーを共同で企画し…

全州韓屋村(ジョンジュ ハノク マウル)

韓国ツアー3日目、全州韓屋村を訪問しました。街の高台にあるこの地区は、朝鮮王朝時代の城郭都市。そしてまた、日韓併合時代には、つらい歴史が刻まれた地でもある。日本人が地元民を追い出し、高台の高級住宅地として居住したのだそうです。 高台から見下…

順天湾

韓国南西部、大規模太陽光発電施設が開発されている地域の一つ、順天湾(スンチョンマン)。深い入り江のこの辺りには、広大な干潟が広がっています。冬の間はナベヅルなどの渡り鳥の越冬地として有名。しかし、我々が到着した夕方は、干潮とも重なり生き物…

韓国地球温暖化対策、太陽光発電の取り組み

韓国では南西部を中心に、大規模太陽光発電施設の建設が急ピッチで進んでいます。ドイツで成功している取り組みに習い、国策として取り組まれています。日本では発電量1kW当たり20円前後で買い取られているのですが、韓国では1kW当たりなんと75円…

韓国の色

4月下旬の韓国は、日本同様に花咲き乱れ、春爛漫。農村には菜の花、公園には八重桜やツツジが咲き競っています。 ツツジは日本でよく目にする朱色や紫っぽい赤色とは違い、まさに真っ赤っか。チマチョゴリに使われているような、派手な赤色をしています。園…

慶尚南道 晋州

韓国撮影ツアー初日は、16時頃釜山空港に降り立ち、バスで西に向かい、慶尚南道の城下町、晋州(チンジュ)に宿泊しました。名物はうなぎ料理。秀吉の朝鮮出兵の際、激戦が繰り広げられたことで有名。今でも川岸の小高いところに城跡が残されています。 秀吉…

百済の地 韓国撮影ツアー

4月23日から26日まで3泊4日の韓国撮影ツアーに行ってきました。我々のルートは、最近の韓流ブームで人気が高まっている一般的観光ツアーが採用しているコースとは異なり、かつて日本文化に多大な影響をもたらした百済の国があった韓国南西部、全羅道からソ…

春を待つ中綱湖

青木湖の南側にある中綱湖は、湖面に映る山桜が有名。しかし4月20日に訪ねた時は、まだ眠りから覚める前の静まり返った風景でした。静かにうきを見つめて佇むへら鮒釣りの釣り人が、なお一層静けさを演出しています。 通りかかった地元の方のお話では、大型…

小川村春爛漫

4月20日、長野市から白馬村へ向かう途中の小川村は、正に春爛漫。急な傾斜地のあちらこちらに櫻が咲き乱れ、何とものどかな風景に出会うことが出来ました。 この辺りは北アルプスの眺望も見事で、これから入梅の頃までは、雪をいただいた峰々が望める絶好…

春を待つ菅平高原

先週金曜日4月18日、お婚礼写真のロケハンで訪ねた菅平高原。標高1,000mを超えるこのあたりは、未だ道の脇に雪が残り、春浅く、地面の草がようやく頭をもたげはじめたところ。木々が芽吹き、山桜が山肌を飾るのは、大型連休の頃まで待たなければなりません…

川中島の桃の花

マラソンコースになっている長野市松代から川中島一帯は、桃の産地。今、桃の花が身頃です。果樹園の中には、菜の花が咲き、桃色の花の無効に黄色が透けて見える。春の柔らかな光がぴったりの、魅力的な被写体です。 松尾カメラのホームページ http://matsuo…

第10回長野マラソン

昨日9月20日は、長野オリンピックを記念して開催されている第10回長野マラソンが行なわれました。一仕事済ませ、妻と二人で、白馬大町方面の撮影地巡りに出かける途中、マラソンランナーの大集団に遭遇しました。 私が運転する車の助手席の妻が撮影した所は…

駆け上る春

全国的には春の嵐に見舞われているようですが、山に囲まれた上田盆地は時々小雨が降る程度、時折陽も射しています。 この季節、冬の間は眠っていた山の斜面を春が足早に駆け上って行きます。写真は、上田市街地の北にそびえる太郎山のふもと。りんごの樹が芽…

雨に濡れる桜

今日は雨。当店駐車場のさくらんぼの木も、咲き始めた花が、降り続く雨に濡れています。上田の桜は、今がちょうど盛り。花見に訪れる方たちにとっては、残念な天候になってしまいました。 ところが、先日来店されたカメラマンさんは「雨降りは、夜桜を取るに…

上田城跡の夜桜

昨晩、妻と二人で上田城の夜桜を見に出かけました。 上田城は、実戦的な城として知られています。本丸には天守閣は無いものの、現在でも深い堀が遺されており、ライトアップされた堀の斜面の桜が水に映り、幻想的な風情。写真は、「隅切り」と言われ、本丸の…

モアレのテスト

デジタル画像に細かい規則的なパターンを写し込むと「モアレ」又は「モワレ」と言われる、実際のものとは異なる模様が発生してしまうことがあります。出てしまったらフォトショップ等の画像処理アプリケーション上で修正するわけですが、どんな方法が考えられ…

上田城枝垂桜

上田城、櫓門の枝垂桜が見ごろを迎えました。満開の花が重そうに垂れ下がっている様子は、見事。 昨年は、数本花をつけない枝があり、アップで撮るのが少々ためらわれた記憶がありますが、今年はここ数年で最も美しく咲いているように思います。そろそろ寿命…

商店街の花の木

ここ数日の暖かさで、松尾町商店街の街路樹「花の木」の花が開花しました。 とは言っても、豆粒位の小さな花で、ほとんど目に留める人はいません。なぜ「花の木」と言う名前がついたのか不思議なくらいに地味な花。でも、カメラのレンズをマクロに交換して除…

伊藤タンチョウサンクチュアリ

2月27日北海道撮影ツアー最後の撮影地は、鶴居村の伊藤タンチョウサンクチュアリ。日の出前からねぐらを飛び立つタンチョウが多かったので、現地に到着した午前10時過ぎにはさぞかし多くのタンチョウが集まっているのかと思いきや、当初は一家族が居るだけ。…

タンチョウのねぐら

2月27日北海道撮影ツアー最終日。早朝4時30分にホテルを出て、鶴居村の雪裡川にかかる音羽橋へと向かいました。 夏の間は釧路湿原で広大なテリトリーを形成して家族単位で暮らしているタンチョウたちは、冬になると凍らない川の浅瀬に集まり、大集団となって…

阿寒湖の夜

2月26日は阿寒湖温泉ホテル鶴雅に宿泊。 夕食後、阿寒氷上フェスティバル「冬華美(ふゆはなび)」を見学しました。たいまつ行進から始まり、ステージ上の寸劇、クライマックスの花火。スノーモービルなど体験型アトラクションも行われています。前夜のウト…

眠れる摩周湖

2月26日知床のオオワシ、オジロワシの撮影を終え向かった次の撮影地は、2年ぶりに全面結氷した摩周湖。知床の流氷同様、今後地球温暖化が進行すれば、見られなくなってしまうかもしれない冬の風景です。 とはいっても、生命力あふれる知床の流氷とは違い…

見えない線

2月26日北海道撮影ツアー2日目。 冬はシベリアからやって来た猛禽類が乱舞し、夏は沿岸をヒグマが闊歩する知床の海。羅臼の沖には、目に見えない線が横たわっています。 沖に見えるのはロシア領国後島。「遥か国後に 白夜は明けぬ」と言うのは大間違い。すぐ…